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J-GLOBAL ID：201002273304094230   整理番号：10A0676208

価格ベースユニットコミットメントにおける利益への価格予測精度の影響

Effect of the accuracy of price forecasting on profit in a Price Based Unit Commitment

著者 (3件)： DELARUE Erik (Div. of Applied Mechanics and Energy Conversion, Univ. of Leuven (K.U. Leuven), Celestijnenlaan 300A, B-3001 Leuven, BEL) ,  VAN DEN BOSCH Pieterjan (Div. of Applied Mechanics and Energy Conversion, Univ. of Leuven (K.U. Leuven), Celestijnenlaan 300A, B-3001 Leuven, BEL) ,  D’HAESELEER William (Div. of Applied Mechanics and Energy Conversion, Univ. of Leuven (K.U. Leuven), Celestijnenlaan 300A, B-3001 Leuven, BEL)
資料名： Electric Power Systems Research  (Electric Power Systems Research)
巻： 80  号： 10  ページ： 1306-1313  発行年： 2010年10月 
JST資料番号： C0994A  ISSN： 0378-7796  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,価格ベースユニットコミットメント(PBUC)で予想される,正しくない価格予測を使った場合のいわゆる利益の損失(すなわち,利益の部分最適性(sub-optimality))について議論および定量化した。この目的のために,混合整数線形計画法(MILP)を使ってPBUCモデルを開発および利用した。4つの異なる発電プラントに関して,シミュレーションを使ってある価格予測の平均絶対誤差率(MAPE)と利益損失間の相関を決定した。コンバインドサイクル(CC)発電プラントと揚水発電ユニットでは誤った予測に対して最も高い感度を示した。MAPE15%の価格予測では,平均して13.8%と12.1%の利益損失が生じた。旧来の熱発電プラント(石炭燃焼)とカスケード型水力発電ユニットでは正しくない予想による影響はより少なく,同じ価格予測MAPEで各々ほんの2.4%,2.0%の利益損失であった。さらに本論文では,価格予測に平均的な(上方もしくは下方の)バイアスがかかっている場合,価格予測の評価基準としてMAPEを使用しても適切に利益損失を定量化できない可能性を実証した。この場合は,価格予測のシフトとMAPE両方の関数として利益損失を決定できた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 線形計画法 ,  *系統運用 ,  複合サイクル発電 ,  *予測 ,  利益 ,  利益管理 ,  揚水発電 ,  熱電発電 ,  水力発電 ,  *電力市場
準シソーラス用語： *ユニットコミットメント問題 ,  *価格予測 ,  混合整数線形計画法 ,  熱発電

分類 (1件)： 電力系統一般  (NB02000E)

タイトルに関連する用語 (4件)： 価格 ,  ユニットコミットメント ,  利益 ,  予測精度