抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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「個々のドライブ」とは,ミルの各ロールが独立したドライブで別々に駆動するプロセスをいう。このミル操業方法はかなり新しく,個々のドライブのミルセット及び操作についてはあまり知られていない。電気水力学的独立ドライブで駆動する完全タンデム(4ミル)で試験した結果について述べた。第1ミルは一定のトップロール速度で駆動し,フィーディングは自動的な調節を行い,シュートレベルを一定に保った。残りのミルは自動変速とし,対応するミルのシュートレベルが一定範囲内になるよう保った。3つのシナリオについて分析した。即ちサイド及びトップロール間の速度比がすべての水力システムで同一圧力を保つよう変えた(トップ,サトウキビ及びバガス各ロール間のトルク分布がそれぞれ50,25,25%),各ロールとも同一周縁速度を保つ速度比,及び在来ドライブでよくあるように回転速度比を1にする。各シナリオについてトルク及びパワー分布を測定した。その結果,必要なトルクは一定のミル圧力についてミル速度に依存しないこと等,が分った。