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J-GLOBAL ID:201002273356421611   整理番号:10A0389426

マイクロRNA-375は肝臓癌におけるHippo-シグナル伝達エフェクタYAPを標的化し腫瘍性を阻害する

MicroRNA-375 targets Hippo-signaling effector YAP in liver cancer and inhibits tumor properties
著者 (5件):
資料名:
巻: 394  号:ページ: 623-627  発行年: 2010年04月09日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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肝細胞癌(HCC)は,中国および多くのアジア地域における癌関連の第2の主な死亡原因に順位付けられる悪性型の肝臓癌である。この惨めな結果は,発癌性シグナル伝達径路の転写制御を十分理解することの必要性を反映する。著者らの最近の研究結果で,yes-関連蛋白質(YAP)はHCCの強力な発癌性推進因子および独立予後因子であることを同定した。本研究の目的は,マイクロRNA(miRNA)により標的化されたYAPの転写制御を明らかにすることであった。miR-375は推定標的であり,HCC患者(n=48)の腫瘍対隣接する非腫瘍組織において有意にダウンレギュレーションされていることが見出された。ルシフェラーゼリポーターアッセイにより決定したところでは,miR-375の異所性発現はYAPの転写活性を減少させることを見出した。さらに,免疫ブロッティングにより,375の抑制された内因性YAP蛋白質レベルを明らかにした。miR-375は,HCC細胞の増殖および浸潤を阻害できることを機能アッセイが示した。結論:miR-375はYAP癌遺伝子の重要な制御物質であり,HCC処理における潜在的な治療上の役割を示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (6件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  基礎腫よう学一般  ,  肝臓  ,  酵素一般  ,  細胞生理一般  ,  遺伝子発現 

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