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J-GLOBAL ID:201002273421902762   整理番号:10A0516331

SH-SY5Y細胞における6-ヒドロキシドパミン誘発の神経毒性に対するピノスチルベン(レスベラトロールメチル化誘導体)の保護効果

Protective effects of pinostilbene, a resveratrol methylated derivative, against 6-hydroxydopamine-induced neurotoxicity in SH-SY5Y cells
著者 (9件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 482-489  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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レスベラトロール(3,4′,5-トランス-トリヒドロキシシスチルベン)は,心血管系と発がん抑制への有益な影響を支持する新規証拠を持つ植物性アレキシンである。特定のメチル化レスベラトロール誘導体が,ガンの防止や治療においてレスベラトロルより効果的であることも報告されている。しかし,パーキンソン病の発達に対するレスベラトロールとその誘導体の影響について,ほとんどわかっていない。本研究では,SH-SY5Y細胞におけるパーキンソン病擬態6-ヒドロキシドパミン(6-OHDA)誘発の神経毒性に対するレスベラトロールの神経保護効果を,4つのメチル化された(完全に,または部分的に)レスベラトロール誘導体と比較した。用量依存的様式で,6-OHDAによって引き起こされる乳酸脱水素酵素の放出とカスパーゼ-3の活性は,レスベラトロールとメチル化誘導体の一つ,ピノスチルベン(3,4′-ジヒドロキシ-5-メトキシスチルベン)によってかなり縮小された。そのうえピノスチルベンは,レスベラトロールより広い有効濃度範囲で,強い神経保護の影響を及ぼした。高速液体クロマトグラフィーを用いて,SH-SY5Y細胞へのピノスチルベンの取込がレスベラトロルよりかなり高いとわかった。強化された生物学的利用能は,このようにピノスチルベンの神経保護的活性に貢献している大きな要因であるかもしれない。さらにウエスタンブロット分析により,ピノスチルベンが6-OHDAによって誘発されたJNKとc-Junのリン酸化を著しく減少することを証明された。また,ラパマイシンキナーゼの哺乳類ターゲットは,ピノスチルベンの神経保護効果を説明している細胞内ターゲットであるかもしれない。著者らの知見は,神経保護においてメチル化スチルベンの可能性を示し,本分野における更なる研究のための重要な情報を提供する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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食品の化学・栄養価  ,  神経の基礎医学 

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