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J-GLOBAL ID:201002273449995979   整理番号:10A1197826

対称的なα,α′,δ,δ′-テトラメチル-ククルビト[6]ウリルを包接しているポリロタキサンの自己集合を補助するための銀(I)や銅(II)イオンの使用

Use of Silver(I) and Copper(II) Ions to Assist the Self-Assembly of Polyrotaxanes Incorporating Symmetrical α,α′,δ,δ′-Tetramethyl-cucurbit[6]uril
著者 (7件):
資料名:
巻: 10  号: 10  ページ: 4509-4515  発行年: 2010年10月 
JST資料番号: W1323A  ISSN: 1528-7483  CODEN: CGDEFU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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N,N′-ビス(3-ピリジルメチル)-1,4-ブタンジアミン(C4N3)あるいはN,N′-ビス(4-ピリジルメチル)-1,4-ブタンジアミン(C4N4)とAg(I)あるいはCu(II)イオンを包接している3つのポリロタキサンを合成した。これらの化合物の構造をX線回折によって研究した。その結果,α,α′,δ,δ′-テトラメチルククルビト[6]ウリル(TMeQ[6])が分子ビーズとしての役割を果たし,Ag(I)あるいはCu(II)イオンによってC4N3@TMeQ[6]やC4N4@TMeQ[6]ポリロタキサンが自己集合して2D網目構造が形成されることがわかった。Ag(I)イオンがC4N4@TMeQ[6]中の唯一のピリジル窒素原子(N14)と隣接のC4N4@TMeQ[6]中の2つのカルボニル酸素原子に配位した結果,管状のC4N4@TMeQ[6]ポリロタキサンが形成された。置換グリコールウリル部分のカルボニル酸素原子に対する金属イオンの親和力はアルキル置換基の電子供与効果の結果増大した電子密度に起因していると考えられる。アルキル置換Q[n]のグリコールウリル部分のカルボニル酸素に対する金属の選択性は置換と相対的な環形成の可能性を予測するためにさらに調べる必要がある。
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分類 (2件):
分類
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第11族,第12族元素の錯体  ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造 
物質索引 (3件):
物質索引
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