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J-GLOBAL ID:201002273487017530   整理番号:10A0780612

海洋イガイ(Mytilus galloprovincialis,Lam.)のネオニコチノイド系殺虫剤混合物のトランスクリプトミク及びプロテオミク作用

Transcriptomic and proteomic effects of a neonicotinoid insecticide mixture in the marine mussel (Mytilus galloprovincialis, Lam.)
著者 (6件):
資料名:
巻: 408  号: 18  ページ: 3775-3786  発行年: 2010年08月15日 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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背景:イミダクロブリドとチアクロブリドはその使用が指数的に引き上げ続けてきた2つのネオニコチノイド系殺虫剤である。両者は昆虫類ニコチン-アセチルコリン受容体(nAChR)の作用薬として選択的に作用し,したがって定義により,彼らは同一作用機序を持つ。ネオニコチノイドの生態毒性作用に増える注目にかかわらず,彼らの毒物動力学及び彼らの混合物作用,特に水生生物の,に関する情報の不足があった。目的:本研究の主目的は,(i)2つのネオニコチノイド-イミダクロブリドとチアクロブリド-海洋イガイ(Mytilus galloprovincialis,Lam.)の生体組織の亜致死作用を評価する;(ii)遺伝子/蛋白質発現プロファイリングと機能ゲノミクスアプローチを通じてこの2化学物質により引き出された分子力学を同定する;(iii)ネオニコチノイド二成分系混合物の作用を評価する,ことであった。方法:消化腺リソソーム膜安定性(LMS)と鰓アセチルコリンエステラーゼ(AChE)活性により亜致死作用が測定された。遺伝子発現プロファイルが1.7K cDNAマイクロアレイと定量-PCR(Q-PCR)を使って消化腺で評価された。プロテオームプロファイリングが消化腺サイトゾル蛋白質の二次元電気泳動により行われた。機能ゲノミクスは遺伝子オントロジー(GO)語の過表現に基づいた。結果と考察:本結果は,(i)バイオマーカーはマイクロモル範囲で反応した;(ii)イミダクロブリドとチアクロブリドは,異なったトランスクリプトミクとプロテオミクプロファイル及びAChE活性の逆傾向により表現された明確な毒物動力学を引き出した;(iii)バイオマーカー水準で,本2つの化学物質の共同作用は独立の原理を満たすように見えたが,これは,斬新な特異分子特徴が起きた分子水準でより少ない証拠であった。結論:これらの知見は,異なった毒物動力学が同一作用機序で化学物質の反応としてまた起こるかもしれないことを含意した。本結果はまた,化学混合物の生態リスク評価の文脈で農薬作用機序の実際的概念の不調和性を初公開した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
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有機化合物の毒性  ,  害虫に対する農薬  ,  農薬  ,  生態系  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (4件):
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