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J-GLOBAL ID：201002273487346801   整理番号：10A0428536

低周波超音波を用いたバッチおよびフローセルにおけるクロロホルムの音響化学的分解

Sonochemical destruction of chloroform by using low frequency ultrasound in batch and flow cell

著者 (8件)： THANGAVADIVEL Kandasamy (Univ. South Australia, Mawson Lakes, AUS) ,  THANGAVADIVEL Kandasamy (Cooperative Res. Centre for Contamination Assessment and Remediatio. Environment, Salisbury South, AUS) ,  MEGHARAJ Mallavarapu (Univ. South Australia, Mawson Lakes, AUS) ,  MEGHARAJ Mallavarapu (Cooperative Res. Centre for Contamination Assessment and Remediatio. Environment, Salisbury South, AUS) ,  SMART Roger St. C. (Univ. South Australia, Mawson Lakes, AUS) ,  LESNIEWSKI Peter J. (Univ. South Australia, Mawson Lakes, AUS) ,  NAIDU Ravi (Univ. South Australia, Mawson Lakes, AUS) ,  NAIDU Ravi (Cooperative Res. Centre for Contamination Assessment and Remediatio. Environment, Salisbury South, AUS)
資料名： Journal of Environmental Science and Health. Part A. Toxic/Hazardous Substances & Environmental Engineering  (Journal of Environmental Science and Health. Part A. Toxic/Hazardous Substances & Environmental Engineering)
巻： 45  号： 4  ページ： 483-489  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： A0036A  ISSN： 1093-4529  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 試薬や溶媒として広く使用されているクロロホルムは飲用水の塩素処理の副生物でもある。これは発癌性物質であることから,USEPAはこれを優先汚染物質に分類している。クロロホルム汚染水の浄化には,エアストリッピング,活性炭吸着,逆浸透法などが使用されているが,何れも高価であったり,単にクロロホルムを一つの形態から別の形態に変化させているにすぎない。そこで,本研究では,低周波数超音波(20kHz)を用いて,実際の汚染地下水(試料A)と試験用に調製した脱塩水(試料B)におけるクロロホルムの浄化を,バッチおよびフローセルにて試験した。この結果,この方法は極めて有用であることが実証された。しかし,試料Aのクロロホルムの分解速度は,試料Bよりも遅かった。このことは,処理対象水の物理化学的性質(溶存有機炭素,炭酸水素塩,塩素夾雑物などのOH遊離基捕捉剤など)を十分考慮した上で,超音波処理の仕方を工夫する必要があるとこを示唆している。

シソーラス用語： VLF【周波数】 ,  *超音波応用 ,  *分解 ,  フローセル ,  水質汚濁 ,  浄水 ,  脂肪族塩素化合物 ,  トリハロメタン
準シソーラス用語： *音響化学的分解

分類 (3件)： 脂肪族ハロゲン化合物  (CF03050P) ,  その他の音響応用  (BB03100I) ,  上水道工学・用水処理一般  (SC02010X)

物質索引 (1件)： クロロホルム

タイトルに関連する用語 (7件)： 低周波超音波 ,  バッチ ,  フローセル ,  クロロホルム ,  音響 ,  化学 ,  分解