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J-GLOBAL ID:201002273502641599   整理番号:10A0927447

多嚢胞性卵巣症候群を有する女性におけるインシュリンと高アンドロゲン症

Insulin and hyperandrogenism in women with polycystic ovary syndrome
著者 (4件):
資料名:
巻: 122  号: 1-3  ページ: 42-52  発行年: 2010年10月 
JST資料番号: C0595A  ISSN: 0960-0760  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は,慢性の無排卵,臨床的と/又は生化学的高アンドロゲン症,および/又は多嚢胞性卵巣によって特性化される,非常にありふれた内分泌障害である。しかしながら,ほとんどの専門家は,高アンドロゲン症がPCOSの主特性であると考えている。いくつかの理論が,POCSの症状を説明する異なる機構を提案している:すなわち,1)卵巣と/又は副腎ステロイド生成における原発性酵素欠陥;2)黄体ホルモン(LH)分泌を促進する性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)の障害;あるいは3)代償性高インシュリン血症を伴うインシュリン耐性を招くインシュリン作用における変化。しかしながら,過去20年で,インシュリン作用,又はインシュリンシグナリングにおける欠陥が,この症候群の発症の中心であることを支持する証拠が集まってきた。実際,PCOSを有するほとんどの女性は,一部は遺伝的素因のためと一部は肥満の続発で,代謝的にインシュリン耐性である。しかし,典型的なPCOSを有する何人かの女性はインシュリン耐性を示さない。このことはすべてではないが,ほとんどのPCOSを有する女性においてインシュリン耐性と代償性高インシュリン血症の発症によって明らかにされるであろう,PCOSに特異的な遺伝的素因の仮説を支持する。しかしながら,これらの仮説は,未だ適切に確認されておらず,更なる研究がこの症候群の基礎をなす真の発病機序を明らかにするためになお必要とされる。本レビューはPCOS女性におけるインシュリン作用といかにそれが高アンドロゲン症に関係するかに関する新しい概念と知見を考察することを目指した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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内分泌系の疾患  ,  性ホルモン 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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