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J-GLOBAL ID:201002273529019679   整理番号:10A1032222

電子ビーム物理蒸着法で析出したレアアース材料の遮熱被膜

Thermal barrier coatings of rare earth materials deposited by electron beam-physical vapor deposition
著者 (9件):
資料名:
巻: 508  号:ページ: 94-98  発行年: 2010年10月15日 
JST資料番号: D0083A  ISSN: 0925-8388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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遮熱被膜(TBC)は,ガスタービンにおいて,高温における部材の,熱効率と保護せいの向上のために,非常に重要である。ジルコニウム酸ランタン(La2Zr2O7,LZ),セリウム酸ランタン(La2Ce2O7,LC),ジルコニウム酸ランタンセリウム(La2(Zr0.7Ce0.3)2O7,LZ7C3)などのレアアース材料のTBCを電子ビーム物理蒸着法(EB-PVD)で製作した。これらの被膜の組成,結晶構造,断面のモルホロジー,および繰り返し酸化挙動を研究した。これらの被膜の組成は,元の組成から部分的にずれていた。これは各種酸化物の蒸発速度が異なるためである。そして,適切に析出条件を制御することによって,このずれを減らすことができた。また,適切に析出エネルギーを制御することによって,単一のLZ7C3インゴットで,LZ7C3とLCの,二重セラミック層遮熱被膜(DCL-TBC)を析出することができた。熱成長酸化物(TGO)層中に,LCとAl2O3の間の化学反応のために,LaAlO3が形成された。DCL-TBCの破壊は,LZ7C3被膜の焼結で誘発された破壊とLCとTGOの化学的不整合の結果によるものであった。今まで研究されたどんな単一物質も,高温の用途に必要なすべての要件を満たしていないため,DCL-TBCはTBCの重要な開発方向である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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金属材料へのセラミック被覆  ,  ガスタービン 
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