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J-GLOBAL ID:201002273543813779   整理番号:10A0781035

骨芽細胞におけるインシュリンシグナル伝達は骨リモデリングおよびエネルギー代謝を統合する

Insulin Signaling in Osteoblasts Integrates Bone Remodeling and Energy Metabolism
著者 (8件):
資料名:
巻: 142  号:ページ: 296-308  発行年: 2010年07月23日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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インシュリン受容体の広範囲な発現は,インシュリン機能の範囲が十分に解明されていないことを示唆している。この受容体を発現する細胞型は骨芽細胞であり,この細胞は一旦脱カルボキシル化すると活性化するホルモンであるオステオカルシンを介する糖代謝を好む。著者らは本稿で,インシュリンシグナル伝達がオステオカルシン活性を高めるため,全身のグルコース恒常性には骨芽細胞におけるインシュリンシグナル伝達が必要であることを示している。この機能を達成するために,骨芽細胞におけるインシュリンシグナル伝達は,骨芽細胞が行なう破骨細胞の骨吸収制御を利用する。蛋白質を脱カルボキシル化するのに十分なレベルのpH酸性で骨吸収が生じるので,破骨細胞はカルボキシル化の状態とオステオカルシンの機能を決定する。従って,骨芽細胞におけるインシュリンシグナルン伝達の増減は,マウスおよびヒトにおいて,骨吸収依存的にグルコース代謝を促進または阻止する。従って,フィードフォワードループでは,骨芽細胞におけるインシュリンシグナルがグルコース代謝を促進するホルモンであるオステオカルシンを活性化する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
骨格系  ,  すい臓ホルモン  ,  細胞生理一般  ,  糖質の代謝と栄養 

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