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J-GLOBAL ID：201002273548018322   整理番号：10A0712260

8極Reference付きセルによるリチウムイオンキャパシタおよびリチウムイオン電池の負極へのリチウムプレドープ挙動の解析

Study of Li Pre-dope to the Negative Electrode of a Lithium-ion Capacitor and a Lithium-ion Battery Using 8-Reference Electrodes

著者 (2件)： 光田憲朗 (三菱電機 先端技総研) ,  竹村大吾 (三菱電機 先端技総研)
資料名： 電気化学および工業物理化学  (Electrochemistry)
巻： 78  号： 7  ページ： 606-610  発行年： 2010年07月05日 
JST資料番号： G0072A  ISSN： 1344-3542  CODEN： EECTFA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 筆者らが開発した多極Reference付きセルという電気化学的な手法を用いて,リチウムイオンキャパシタ(LIC)とリチウムイオン電池(LIB)の負極にリチウムイオンがドープされる経時変化と面内の電位分布の測定を試みた。負極側面からのLiプレドープの過渡現象を多極Reference付きセルで捉えることができ,Li金属電極に近い負極部分から順にドープされて負極電位が低下する様子が観測された。Li金属電極と負極との間に流れる累積容量や面内電位分布の平坦化の時間依存性により,Liプレドープは温度上昇によって加速されることが分かった。50°Cの温度上昇で10倍,10°Cの温度上昇で約1.6倍に加速された。LICでもLIBでも,Liプレドープの挙動に大差はなかった。

シソーラス用語： *コンデンサ ,  *リチウム化合物 ,  *金属イオン ,  *リチウムイオン電池 ,  *カソード ,  *ドーピング ,  リチウム ,  電極 ,  電位分布 ,  経時変化 ,  過渡現象 ,  時間依存性 ,  温度依存性
準シソーラス用語： *キャパシタ ,  *リチウムイオン ,  金属電極 ,  *負極

分類 (3件)： 電極過程  (CB07040U) ,  LCR部品  (NA05030D) ,  二次電池  (YB04030K)

引用文献 (16件)：

• 1) N. Ando, S. Tasaki, K. Kojima, K. Matsui, O. Hatozaki, Y. Hato, and H. Shibuya, The 46^th Battery Symposium in Japan, abstract, p. 294 (2005).
• 2) S. Tasaki, N. Ando, K. Kojima, R. Takahata, A. Shirakami, K. Matsui, H. Taguchi, M. Nagai, O. Hatozaki, Y. Hato, and H. Shibuya, The 46^th Battery Symposium in Japan, abstract, p. 296 (2005).
• 3) N. Ando, Capacitor Binran, Maruzen, p. 449 (2009).
• 4) D. Takemura and K. Mitsuda, Electrochemistry, 76, 338 (2008).
• 5) K. Mitsuda and D. Takemura, Electrochemistry, 76, 649 (2008).

タイトルに関連する用語 (6件)： セル ,  リチウムイオンキャパシタ ,  リチウムイオン電池 ,  負極 ,  挙動 ,  解析