文献
J-GLOBAL ID:201002273550876603   整理番号:10A0926702

焦点接着キナーゼシグナル伝達経路を通したERKリン酸化の刺激による神経膠腫細胞移動に及ぼす表皮増殖因子受容体変異体IIIの効果

The effect of epidermal growth factor receptor variant III on glioma cell migration by stimulating ERK phosphorylation through the focal adhesion kinase signaling pathway
著者 (21件):
資料名:
巻: 502  号:ページ: 89-95  発行年: 2010年10月15日 
JST資料番号: B0023A  ISSN: 0003-9861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
最も一般的なEGFR変異である表皮増殖因子受容体変異体III(EGFRvIII)は多形膠芽腫(GBM)病例の細胞移動と関連がある。しかしながら,その機構は解明されていない。この研究では,EGFRvIIIによって促進される神経膠腫細胞移動が,焦点接着キナーゼ(FAK)Y397の高いレベルのチロシンリン酸化と密接に関連していることを発見した。また,EGFRvIIIがFAKと共に複合体を形成し,FAK Y397とEGFR Y1068のチロシンリン酸化レベルの亢進をもたらすことを示した。アンチFAK shRNAによるFAK発現のノックダウンの後に,細胞外シグナル調節キナーゼ(ERK1/2)リン酸化レベルの減少に伴ってU87ΔEGFRの細胞移動が著しく抑制された。さらに,FAKに調節される細胞移動におけるERK1/2の役割が確認された。まとめると,結果はFAKと下流の分子ERKがU87ΔEGFR細胞のEGFRvIIIによって促進される神経膠腫細胞移動に関わることを示唆する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 

前のページに戻る