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J-GLOBAL ID:201002273571336501   整理番号:10A0330419

中国における電解マンガン工場から発生した汚染物質の分析

Analysis of pollution materials generated from electrolytic manganese industries in China
著者 (5件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 506-511  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: C0817C  ISSN: 0921-3449  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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中国には2008年において全部で188万トンの容量をもつ202の電解金属マンガン(EMM)工場がある。この量は世界全体のEMM生産容量の98.58%に相当する。工場は多量の汚染物質を排出する。中国のEMM工業におけるこれらの汚染物質を引き起こす要因とこの汚染を低減する費用有効方法を確認するために,2005年9月から2007年6月に最良作業実施を行った最大の中国EMM工場のひとつにおいて調査を行った。現場計測と会計監査によりデータを収集し結果に基づいて,物質収支を確立した。引続き汚染物質を分析した。その結果,(1)マンガンは71.9%が製品すなわち電解マンガンに,12.6%が陽極泥に,13.7%が残渣に,及び1.8%が廃水(処理前)に入る,(2)クロムは2.4%が製品に97.6%が廃水に入る,(3)セレンは60.7%が製品に,22.3%が陽極泥に及び17%が残渣に入る(4)アンモニアは52.36%が廃水に,1.19%が陽極泥に,44.09%が残渣に及び2.36%が蒸発する,(5)SO42-は44.5%が廃水に,0.2%が陽極泥に及び55.3%が残渣に入る,ことがわかった。マンガン残渣はEMM工業の最大で最も危険な廃液流である。多量のセレン使用は,潜在的に重大な環境リスクを構成する。工場からの環境汚染を低減する最良の方法は,それが発生する前に汚染を除去するための新しい先端技術を適用することである。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
精錬  ,  重金属とその化合物一般  ,  廃水処理 

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