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J-GLOBAL ID:201002273643513624   整理番号:10A1075679

高効率単純青色発光型有機発光ダイオードのためのアノード/有機界面でのバンドアライメント

Band Alignment at Anode/Organic Interfaces for Highly Efficient Simplified Blue-Emitting Organic Light-Emitting Diodes
著者 (4件):
資料名:
巻: 114  号: 39  ページ: 16746-16749  発行年: 2010年10月07日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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有機発光ダイオード(OLED)をフルカラーディスプレイや固体照明に応用するためには,効率的な赤色,緑色及び青色OLEDが不可欠である。赤色及び緑色OLEDについてはすでに工業規格を満たすOLEDが知られているが,青色OLEDはまだ開発途上にある。本研究ではニッケル酸化物(Ni2O3)あるいはモリブデン酸化物(MoO3)層で被覆した酸化インジウムスズ(ITO)アノードを用い,効率的な単純青色リン光発光型OLEDを製作した。アノード/ビス(3,5-ジフルオロ-2-(2-ピリジル)フェニル-(2-カルボキシピリジル)イリジウム(FIrpic)/FIrpic:1,3,5-トリス(N-フェニルベンズイミダゾール-2-イル)ベンゼン(TPBi)/LiF/Alデバイスの最大電流効率はITO,Ni2O3修飾ITO及びMoO3修飾ITOの各アノードに対し,各々3.6,22.0及び23.6cd/Aであった。もう一つの二層デバイス,ITO/MoO3/FIrpic:4,4′-N,N′-ジカルバゾールビフェニル(CBP)/FIrpic:TPBi/LiF/Alの電流及び電力効率は各々49cd/A及び48lm/Wに達することが分かった。これらのデバイスにおけるアノード/有機物界面の電子構造を光電子分光法を用いて調べ,金属酸化物/有機物界面でのバンドのアライメントが単純青色発光OLEDの効率に対して決定的に重要であることを示した。
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分類 (3件):
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光化学一般  ,  有機化合物のルミネセンス  ,  発光素子 
物質索引 (3件):
物質索引
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