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J-GLOBAL ID:201002273663583300   整理番号:10A0392581

無電解Cuめっき触媒のためのカチオン界面活性剤と高分子電解質を用いたAgナノ粒子の吸着促進

Adsorption Promotion of Ag Nanoparticle Using Cationic Surfactants and Polyelectrolytes for Electroless Cu Plating Catalysts
著者 (6件):
資料名:
巻: 157  号:ページ: D211-D216  発行年: 2010年 
JST資料番号: C0285A  ISSN: 1945-7111  CODEN: JESOAN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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エポキシ樹脂被覆ガラスまたはフッ素ドープ酸化スズ(FTO)被覆ガラスをAgナノ粒子を含むコロイド溶液に浸漬し,その表面にAgナノ粒子を吸着した。この吸着Agナノ粒子が銅の無電解めっきを触媒することを見いだした。Agナノ粒子が吸着する前に,両ガラス基板は四級アミン先端基を有するカチオン界面活性剤,ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド(STAC),あるいはカチオン高分子電解質,ポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)(PDDA),であらかじめ修飾した。これらの修飾ガラス基板に吸着したAgナノ粒子はHCHO酸化反応を触媒し,無電解Cuめっきの開始を促進した。Agナノ粒子の吸着量が最大になるのは,高濃度(四級アミン濃度で100×10-3モルL-1)のPDDA溶液で修飾したガラス基板を用いた場合で,そのとき,無電解Cuめっきの初期速度は最大になった。それより希薄な四級アミン濃度下では,エポキシ被覆ガラス基板に対してはSTAC,FTOガラス基板に対してはPDDA修飾がそれぞれCu無電解めっきにより有効であった。この違いはエポキシ基板とSTACの疎水性相互作用,FTO基板とPDDAの静電相互作用により説明できた。
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分類 (3件):
分類
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物理的手法を用いた吸着の研究  ,  電気化学一般  ,  無電解めっき 
物質索引 (1件):
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