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J-GLOBAL ID：201002273714972935   整理番号：10A0536547

超高強度材料

Ultra-strength materials

著者 (2件)： ZHU Ting (Woodruff School of Mechanical Engineering, Georgia Inst. of Technol., Atlanta, GA 30068, USA) ,  LI Ju (Dep. of Materials Sci. and Engineering, Univ. of Pennsylvania, Philadelphia, PA 19104, USA)
資料名： Progress in Materials Science  (Progress in Materials Science)
巻： 55  号： 7  ページ： 710-757  発行年： 2010年09月 
JST資料番号： E0638A  ISSN： 0079-6425  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノ粒子,ナノワイヤ,ナノチューブ,ナノピラー,薄膜およびナノ結晶のようなナノ構造の材料についての最近の実験から,一般的にはその理想強度-欠陥のない結晶のゼロ温度で達成可能な最高の応力のかなりの部分(>1/10)に及ぶ材料成分中の応力によって定義される多くの”超高強度”現象が明らかとなった。通常の材料は,理想強度から遥かに下の試料幅応力で変形または破壊するが,ナノスケールの材料は,明らかに,通常の材料よりも広いダイナミックレンジの持続可能な応力(”強度”)を有するので,ナノテクノロジーの急速な発展は,超高強度現象の理解に対するニーズをもたらした。超高強度現象は,成分の形状安定性および変形速度と関係があるのみならず,応力によるその物理的および化学的性質の調節と関係がある。超高強度の達成は,弾性歪設計を可能とする。その場合,弾性歪場を制御することにより,構成成分の希望の電子的,磁気的,光学的,フォノン的,触媒的などの性質が達成され,”底には多くの部屋がある”というFeynmanの言葉が新たに認識される。本稿は,超高強度材料の原理的な変形機構についての概要を示した。塑性流動および破壊を開始し,維持する基本的欠陥過程を述べ,変位および拡散両機構の力学および物理についてレビューした。温度,歪速度及び試料のサイズ効果を考察した。重要な未解決の問題を明らかにした。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 強度 ,  ナノ構造 ,  *機械的強度 ,  *変形 ,  *塑性流動 ,  *破壊 ,  欠陥 ,  変位 ,  拡散律速 ,  温度依存性 ,  歪速度 ,  サンプルの大きさ ,  転位【結晶】 ,  核形成 ,  双晶 ,  マルテンサイト変態 ,  結晶粒界 ,  *ナノ材料
準シソーラス用語： 高強度 ,  *超高強度 ,  粒界

分類 (1件)： 固体の機械的性質一般  (BL01021C)

タイトルに関連する用語 (1件)： 高強度