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J-GLOBAL ID:201002273740837213   整理番号:10A0004436

E3リガーゼTTC3はリン酸化Aktのユビキチン化と分解を促進する

The E3 Ligase TTC3 Facilitates Ubiquitination and Degradation of Phosphorylated Akt
著者 (14件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 800-810  発行年: 2009年12月15日 
JST資料番号: W1692A  ISSN: 1534-5807  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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セリントレオニンキナーゼAktは様々なヒト疾患の基礎となるコア生存因子である。リン酸化調節と脱リン酸化については十分実証されているが,Akt活性を調節するその他の翻訳後機序については依然として不明である。著者らは本稿でテトラトリコペプチド反復配列領域3(TTC3)がAktと相互作用するE3リガーゼであることを示している。TTC3は正準RINGフィンガーモチーフ,1対のテトラトリコペプチドモチーフ,推定Aktリン酸化部位,核局在化シグナルを含有し,染色体21上のダウン症(DS)臨界領域内の遺伝子によってコード化される。TTC3は,リン酸化Aktに結合し核内でそのユビキチン化と分解を促進するAkt特異的E3リガーゼである。さらに,DS細胞はTTC3発現の増大,リン酸化Aktの減少,G2M期における蓄積を示すが,これはTTC3 siRNAまたはMyr-Aktによって逆転させることができる。従って,TTC3とAktの相互作用はDSの臨床症状の一因である可能性がある。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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