文献
J-GLOBAL ID:201002273754112840   整理番号:10A1126434

電界阻止設計によるIGBTの陽極側電流利得の温度依存性の最適化

Optimization of the temperature dependence of the anode-side current gain of IGBTs by field-stop design
著者 (3件):
資料名:
巻: 22nd  ページ: 213-216  発行年: 2010年 
JST資料番号: W1300A  ISSN: 1943-653X  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
陽極側電流利得(αpnp)の温度依存性は,陽極側エミッターの効率(γE)と輸送係数により影響され,電力半導体素子の全電力損失の最小化に不可欠な基準である。シリコンのバンドギャップ中深準位のドーピング原子を含有した,電界阻止領域を用いることによる,その温度依存性を低減するための新方法を提案した。絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(IGBT)の陽極側γEとαpnpへの浅準位または深準位ドナーを含有した電界阻止領域のドーピングの影響について調べた。深準位ドナーのドーピングは,浅準位ドーピングと比較して,ターンオフ損失の温度依存性の減小を生じた。低電流密度ほど,ターンオフ損失の温度依存性において浅準位と深準位ドーピング間の差異がより顕著であった。さらに,測定結果から,温度誘起ターンオフ損失(Eoff)の増加は,IGBT厚さにより影響されないことを示した。室温と100°C以下の温度で,深準位ドナーを含有した電界阻止領域は,オン状態で部分的のみ活性化されるが,空間電荷領域により覆われた領域では完全に活性化されることがわかった。これにより,全電力損失をさらに低減する,飽和電圧(VCEsat)と破壊電圧(Vbr)間トレードオフの最適化を可能にした。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
トランジスタ 

前のページに戻る