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J-GLOBAL ID:201002273760546797   整理番号:10A0713028

生物発光を利用した嗅覚センシングシステムの基礎的研究

Fundamental Study on Odor Sensing System Using Bioluminescence Detection
著者 (6件):
資料名:
巻: CHS-10  号: 1-6.8-14  ページ: 29-32  発行年: 2010年06月17日 
JST資料番号: L2895B  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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マウス嗅覚受容体を発現した酵母を利用してTNT爆薬の副産物であるDNTの検出を検討した。酵母のフェロモン受容系はマウスの嗅覚受容体遺伝子とルシフェラーゼ遺伝子が導入されている。DNTが嗅覚受容体に吸着すると細胞のフェロモン受容系で信号が生じ,ルシフェラーゼ遺伝子が活性化され,ルシフェラーゼが分泌する。ルシフェリンを添加すると化学発光するのでDNTの存在を検知できる。センシングシステムは捕集装置と検出装置から構成するが,ここでは,発光測定用高感度CCDカメラ,酵母へルシフェリン溶液等を送液する電磁弁とポンプ,ステッピングモータを用いた振とう培養機構からなる検出装置を紹介した。DNTを添加することにより発光量が20%増加したことから,DNTの検出に成功した
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