マンガン(III)-ポルフィリン錯体での水分子交換  酸素発生錯体及びスーパーオキシド不均化触媒活性と関連した機構的な洞察

LIEB Dominik; ZAHL Achim; SHUBINA Tatyana E.; IVANOVIC-BURMAZOVIC Ivana

文献

J-GLOBAL ID：201002273845997038 整理番号：10A0632523

マンガン(III)-ポルフィリン錯体での水分子交換酸素発生錯体及びスーパーオキシド不均化触媒活性と関連した機構的な洞察

Water Exchange on Manganese(III) Porphyrins. Mechanistic Insights Relevant for Oxygen Evolving Complex and Superoxide Dismutation Catalysis

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資料名：
巻： 132 号： 21 ページ： 7282-7284 発行年： 2010年06月02日
JST資料番号： C0254A ISSN： 0002-7863 CODEN： JACSAT 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：短報発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

金属酵素の反応活性と水分子交換(WE)反応性との関連に注目し,Mn(III)-ポルフィリン(Por)誘導体配位子錯体の軸位でのWEについて,NMR分光法(¹⁷O線幅広がり,他)による速度論的測定などに基づいて検討した。[Mn(Pord)S₂]ⁿ⁺(S=H₂O,OH)の軸配位子(S)と溶液中のH₂Oとの交換反応の速度定数,活性化パラメータ(ΔV^‡,他)などによれば,WEは迅速に進行し([Mn(H₂O)₆]²⁺と同程度),解離的交替(I_d)または交替機構(I)により反応が進行する(高スピン型Mn(III)中心のJahn-TellerゆがみとPord配位子のcis-効果が軸配位水分子の反応活性の増強に関与し,Pord配位子の電荷及びtrans-位の配位子とは無関係)。このWEの速度論的な特性とSOD活性及び水分子酸化触媒活性(酸素発生錯体)との関連についても言及した(H₂Pord=meso-テトラキス(4-スルホナトフェニルまたはN-メチルピリジニウム-4-イル)ポルフィリン)。

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第6族,第7族元素の錯体 , 八員環以上の複素環化合物

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マンガン(III)-ポルフィリン錯体での水分子交換 酸素発生錯体及びスーパーオキシド不均化触媒活性と関連した機構的な洞察

マンガン(III)-ポルフィリン錯体での水分子交換酸素発生錯体及びスーパーオキシド不均化触媒活性と関連した機構的な洞察