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J-GLOBAL ID:201002273881568992   整理番号:10A0066409

単一過大応力による短い疲労き裂の進展遅延現象発生に対する限界き裂長さの検討

Investigation of Critical Crack Size that Causes Retardation of Fatigue Crack Propagation by Single Overload
著者 (3件):
資料名:
巻: 58  号: 12  ページ: 1023-1029 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: F0385A  ISSN: 0514-5163  CODEN: ZARYA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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過大応力によるき裂進展遅延現象について,き裂が短い場合にき裂進展遅延現象が発生しない限界き裂長さの存在が予想される。数十μmから数百μmの短いき裂を用い,降伏点以下のレベルの単一過大応力による疲労き裂挙動を実験的に調べた。試験片は,炭素鋼S25CとS45Cの焼きならし材を用い,微小疲労予き裂を導入した。基準応力の応力比-1と0を選んで疲労試験を実施した。得られたそれぞれのSN曲線及び破面観察結果を報告した。その結果,50μm以上のき裂では,一部条件を除いてき裂進展遅延が発生した。応力比-1にて50μm以下のS25Cのき裂では,き裂進展遅延は発生しなかった。
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分類 (2件):
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金属材料  ,  金属材料 
引用文献 (11件):
  • 1) E. F. J.von Euw, R. W. Hertzberg and R. Roberts, “Delay effects in fatigue crack propagation”, ASTM STP 513, pp.230-259 (1972).
  • 2) O. E. Wheeler, “Spectrum loading and crack growth”, Journal of Basic Engineering, ASME, Vol.94, pp.181-186 (1972).
  • 3) G. J. Petrak and J. P. Gallagher, “Predictions of the effect of yield strength on fatigue crack growth retardation in HP-9Ni-4Co-30C steel”, Journal of Engineering Materials and Technology, ASME, Vol.97, pp.206-213 (1975).
  • 4) S. Matsuoka, K. Tanaka and M. Kawahara, “The retardation phenomenon of fatigue crack growth in HT80 steel”, Engineering Fracture Mechanics, Vol.8, pp.507-523 (1976).
  • 5) R. J. Bernard, T. C. Lindley and C. E. Richards, “Mechanisms of overload retardation during fatigue crack propagation”, ASTM STP 595, pp.78-97 (1976).
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