抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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hcp結晶の表面は,より単純なfccまたはbcc結晶の表面とは著しく異なる様々な構造的特徴と対称性クラスを示す。例えば,hcp-{21-31}面は,鏡映(縮退鏡像異性体的関連面にリンク)および/または最外原子層(非縮退ジアステレオ異性体関連面にリンク)の除去の組み合わせによって相互変換される,四つの明確な立体形態に起こる。これらの立体形態間の厳密な縮退パターンは,二つのカイラル中心をもつ分子に見られるパターンに似ており,それ故,この系を二重カイラルとみなすことができる。しかし,簡単な最近傍結合計算議論は,{21-31}について,ジアステレオ異性体関連ケースでさえ,それらが顕著に短いか,顕著に長い最外層間の層間隔(理想間隔比1:5)のどちらかを持つ点で異なるという事実にもかかわらず,ほぼ縮退していることを示唆する。本研究では,この直観に反した結果を,Co,Ru,Reの理想と緩和{21-31}面の両方について密度汎関数理論のレベルで確認した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.