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J-GLOBAL ID：201002274080835090   整理番号：10A0723013

GMAISによる環境・社会・経済トリレンマ緩解論

A study of Global Model Architecture Information System

著者 (1件)： 沢恒雄 (遊工学研究所)
資料名： 情報知識学会誌  (Journal of Japan Society of Information and Knowledge)
巻： 20  号： 2  ページ： 93-102 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： L1843A  ISSN： 0917-1436  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： GMA(Global Model Architecture)概念による情報システムの開発と応用研究を10数年来にわたり研究してきた。基本的な機能は,思考支援環境,集団意思決定支援環境および合意形成支援環境の提供に有る。環境・社会・経済のトリレンマ(ESETと略す)の緩解の概念モデルの構築をし,2大モデルを提唱した。1つは,人類の種だけが保有している言語文化温存モデル,2つめは,人類生物温存モデルである。相互に密接に関連を持ち21世紀の人類の最大の課題である。2大モデルの実現の手段は,人口増加速度と工業化進度の抑制しかないと確信している。そのための最終目的がESETの緩解である。日本文化の良質性を確認して,日本のみが出来る2大モデルの実現とそのCOEとして情報発信を行うために,先人と最近の叡智を紹介して,ESETの緩解のスパイラルにより21世紀最大の課題解決の方法論を考察した。(著者抄録)

シソーラス用語： *発想支援 ,  グループ意思決定支援システム ,  意思決定 ,  モデリング ,  ヒューマンインタフェイス ,  *社会問題 ,  地球環境 ,  人口問題 ,  文化 ,  経済開発 ,  葛藤 ,  問題解決
準シソーラス用語： 合意形成 ,  *概念モデル ,  メンタルモデル ,  *環境問題 ,  人口抑制 ,  日本文化 ,  *トリレンマ

分類 (3件)： 人間機械系  (IB03000G) ,  環境問題  (SA01020V) ,  都市問題,都市防災  (RD01030O)

引用文献 (35件)：

• 沢恒雄. 知識時代の経営情報システム論. 1997
• 沢恒雄. 知識社会における知的資産創製と管理の研究. 愛知学泉大学 紀要. 1999, 1, 67-95
• 沢恒雄. 異分野統合型学部の情報教育・マルチリテラシー教育. 愛知学泉大学 紀要. 1999, 2, 37-51
• 沢恒雄. GMA概念モデルによるマルチリテラシー教育の研究. 愛知学泉大学 紀要. 2000, 3, 91-110
• 沢恒雄. 知識・知恵・知謀社会における新組織. 愛知学泉大学 コミュニティ政策研究. 2001, 3, 95-111

タイトルに関連する用語 (5件)： 環境 ,  社会 ,  経済 ,  トリレンマ ,  緩解