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J-GLOBAL ID：201002274115666180   整理番号：10A0628763

LED照明用の蛍光体材料の開発トレンド 新規蛍光体による白色LEDの高演色化

著者 (1件)： 木島直人 (三菱化学 科学技術研究セ)
資料名： 月刊Material Stage  (マテリアルステージ)
巻： 10  号： 1  ページ： 66-68  発行年： 2010年04月10日 
JST資料番号： L5969A  ISSN： 1346-3926  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 青色LEDチップと緑色蛍光体と赤色蛍光体を組み合わせることにより,演色性が大幅に改善された白色LEDが実用化されている。この目的のために,広帯域に高輝度で発光する緑色酸化物蛍光体と赤色窒化物蛍光体が開発された。これらの緑色蛍光体2種類と赤色蛍光体2種類の化学組成,励起および発光スペクトル,耐久性などと共に,それらを使用した白色LEDについて紹介した。青色LEDチップからの青色光と,緑色と赤色の蛍光とが重なり合って発光スペクトルが平坦化し,平均演色評価数が95に達する。これらの蛍光体は,いずれも高輝度で耐久性に優れているため,4万時間以上にわたって使用できる白色LEDに使うことが可能である。

シソーラス用語： *人工照明 ,  *蛍光体 ,  *発光ダイオード ,  演色 ,  緑 ,  酸化物 ,  赤 ,  窒化物 ,  励起スペクトル ,  発光スペクトル ,  耐久性 ,  青色光 ,  蛍光 ,  輝度 ,  *LED照明
準シソーラス用語： 高輝度 ,  青色LED ,  赤色 ,  白色LED ,  緑色

分類 (3件)： 無機化合物のルミネセンス  (BM08093J) ,  光源,照明器具  (NB12020F) ,  発光素子  (NC03082G)

引用文献 (4件)：

• Y. Shimomura, T. Kurushima, and N. Kijima, J. Electrochem. Soc.154, J234-J238(2007)
• Y. Shimomura, T. Kurushima, M. Shigeiwa, and N. Kijima, J. Electrochem. Soc.155, J45-J49(2008)
• K. Uheda, N. Hirosaki, Y. Yamamoto, A. Naito, T. Nakajima, and H. Yamamoto, Electrochem. Solid-State Lett.9, H22-H25(2006)
• H. Watanabe, H. Wada, K. Seki, M. Itou, and N. Kijima, J. Electrochem. Soc.155, F31-F36(2008)

タイトルに関連する用語 (6件)： LED照明 ,  蛍光体 ,  開発 ,  トレンド ,  白色LED ,  演色