文献

J-GLOBAL ID：201002274138462078   整理番号：10A0338726

ハチ毒が悪性化増殖因子-β1で処理した肝細胞に及ぼす影響

Effect of Bee Venom on Transforming Growth Factor-β1-Treated Hepatocytes

著者 (7件)： PARK Jung-Hyun (Eulji Univ. Hospital, Daejeon, KOR) ,  KIM Kyung-Hyun (Catholic Univ. Daegu, Daegu, KOR) ,  KIM Soo-Jung (Catholic Univ. Daegu, Daegu, KOR) ,  LEE Woo-Ram (Catholic Univ. Daegu, Daegu, KOR) ,  LEE Kwang-Gill (National Inst. Agricultural Sci. and Technol., Suwon, KOR) ,  PARK Ji-Hyun (Catholic Univ. Daegu, Daegu, KOR) ,  PARK Kwan-Kyu (Catholic Univ. Daegu, Daegu, KOR)
資料名： International Journal of Toxicology  (International Journal of Toxicology)
巻： 29  号： 1  ページ： 49-56  発行年： 2010年01月 
JST資料番号： E0809D  ISSN： 1091-5818  CODEN： IJTOFN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多くの試験は,ハチ毒(BV)が抗炎症作用と抗癌作用を持つことを証明している。悪性化増殖因子(TGF)-β1は,ミトコンドリア膜透過性遷移を通して,肝細胞アポトーシスを誘起するが,BVの肝細胞への抗アポトーシス作用に関する証拠や情報は存在しない。そこで,著者たちは,BVのTGF-β1で処理した肝細胞への影響を研究した。結果は,BV処理により,処理しない場合と比較して,DNA損傷が著しく防がれることを示した。更に,BVは,この検査で用いた低濃度では細胞を損傷しない。従って,BVは,肝疾患の治療に使用できる可能性がある。

シソーラス用語： TGFβ ,  アポトーシス ,  細胞毒性 ,  *昆虫毒 ,  消炎作用 ,  *抗腫瘍作用 ,  *肝細胞
準シソーラス用語： TGFβ1 ,  *ハチ毒

分類 (2件)： 抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A) ,  有機化合物の毒性  (GZ02030Y)

タイトルに関連する用語 (3件)： ハチ毒 ,  増殖因子 ,  肝細胞