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J-GLOBAL ID:201002274204639570   整理番号:10A1114810

ペプチドのCαDα伸縮モードの構造依存性: ジペプチド構造における側鎖の影響

Conformation Dependence of the CαDα Stretch Mode in Peptides: Side-Chain Influence in Dipeptide Structures
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資料名:
巻: 93  号: 12  ページ: 1065-1071  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: C0766A  ISSN: 0006-3525  CODEN: BIPMAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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過去に理論的Alaペプチド研究から,Cα(折畳み)Dα(伸長)の伸縮振動であるv(CD)が2つのねじれ角φ(CNCαC)とψ(NCαCN)に敏感であることをab initio法で明らかにし,ペプチド構造決定への有用性を示した。また水和ペプチドの構造感受性増大が水分子との異なるCα-Dα・・・OWの電気的/水素結合相互作用の形成に由来することも報告したが,蛋白質モデルジペプチドの側鎖が脂肪族(Gly,Ala,Val,Leu,Ile),極性(Ser)と芳香族(Phe)残基の場合のv(CD)に対する側鎖の影響を孤立および水和種について赤外-Raman分光とab initio MO法で評価し,異なった側鎖は孤立/水和ジペプチド双方の構造感受性CαDα伸縮振動に対して最小の影響しか与えないことを全ての脂肪族,極性と芳香族側鎖に対して証明した。ペプチド構造研究と設計における本事象の有用性が期待される。
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