抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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大連は慢性的な渇水に襲われていた。慢性的な水不足に対応するため,関東州庁は1924年から毎年15万円の費用を計上して水源調査を始めた。関東州における水源開発は適地を見つけてダムを築き,集水面積内の雨水を集めることにある。蒸発量が年間1500mmにもなる関東州ではダムからの蒸発が1日8000m
3に達する。蒸発抑制法として,油膜による方法を実験したが,実用には至らなかった。また,複式貯水池,満洲井戸など,様々な水源確保法を実行した。大連第1期~第7期拡張事業,大連水道を担った人たち(倉塚良夫,田辺弘)について記し,大連市の下水道について述べた。