抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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仙台市交通局では,安全を最優先とする事業運営を実現するために,次の通り具体的な行動規範を定めている。1)安全最優先の原則,2)関係法令等の遵守,3)状況の認識,4)情報の共有と連携,5)確認の励行,6)事故および災害時の対応,7)不断の努力。安全管理体制ならびに安全管理方法としての安全マネジメント会議,および安全推進委員会を紹介した。2006年~2010年の5か年に計画的に進めている安全重点施策を紹介した。1)可動式ホーム柵の設置:2010年2月までに全駅に設置完了した。2)緊急地震警報システムの導入:気象庁提供の緊急地震警報を受信し,震度5弱以上の地震が予測される場合,自動的に列車を停止させる。3)車両改修の実施:安全性やサービス向上を等を目的として車両の大規模改修を実施,4)職員の教育訓練,5)災害・事故対応訓練:高速鉄道総合防災訓練,脱線復旧訓練,その他の訓練,6)交通事業管理者と職員との意見交換会,7)事故の芽に関する取組み:「事故には至らないものの放っておくと事故につながってしまいそうな事態」をリスクが発生した場合の被害の大きさ等を体系的に評価し,その対応策を決定し実施する。8)内部監査。