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J-GLOBAL ID：201002274409483971   整理番号：10A1086016

HTTP通信からみたIPv4とIPv6通信遅延の比較評価

Evaluation of communication delay using HTTP in IPv4 and IPv6 network

著者 (3件)： 北口善明 (金沢大 総合メディア基盤セ) ,  伊波源太 (インテックシステム研究所) ,  永見健一 (インテックシステム研究所)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 110  号： 206(IA2010 29-38)  ページ： 29-35  発行年： 2010年09月14日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,IPv6インターネットの現状を把握するための計測と評価を行った。評価する指針として通信遅延を取り上げ,デュアルスタック化されたサーバとクライアント間のIPv4とIPv6によるそれぞれの通信遅延を比較した。この結果を基にIPv6インターネットの現状を評価すると,現時点(2010年6月)のIPv6ユーザは,IPv4のみで接続するユーザの8%であった。このIPv6ユーザの68%は,アクセスISPが異なるトンネル接続であると推測した。このトンネル接続であるため,IPv6の通信遅延が大きくなっていると考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： *インターネット ,  TCP/IP ,  プロトコル ,  *遅れ ,  *通信測定 ,  評価 ,  仮想回線
準シソーラス用語： IPv6 ,  IPv4 ,  HTTP ,  *通信遅延 ,  比較評価 ,  トンネリング【仮想回線】

分類 (2件)： 計算機網  (JC03000K) ,  通信測定一般  (ND03000R)

引用文献 (9件)：

• HUSTON, G. IPv4 Address Report. http://www.potaroo.net/tools/ipv4/index.html
• 那須宣亮. 日本のインターネト通信品質の状況とその体感品質. 電子情報通信学会技術研究報告.IA,インターネットアーキテクチャ. 2008, 109, 137, 39-42
• 各RIRにおける delegated latest file. ftp://ftp.arin.net/pub/stats/arin/delegated-arin-latest
• 各RIRにおける delegated latest file. ftp://ftp.lacnic.net/pub/stats/lacnic/delegated-lacnic-latest
• 各RIRにおける delegated latest file. ftp://ftp.ripe.net/ripe/stats/delegated-ripencc-latest

タイトルに関連する用語 (5件)： HTTP ,  IPv4 ,  IPv6 ,  通信遅延 ,  比較評価