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J-GLOBAL ID：201002274414893703   整理番号：10A1094729

酸化剤としてH₂O₂を用いたTi(IV)-Schiff塩基性配位化合物を層間挿入したLDHによるシクロヘキセンの無溶媒エポキシ化に対する新たな手法

A novel approach towards solvent-free epoxidation of cyclohexene by Ti(IV)-Schiff base complex-intercalated LDH using H₂O₂ as oxidant

著者 (3件)： PARIDA K.m. (C & MC Dep., Inst. of Minerals & Materials Technol., Bhubaneswar 751 013, Orissa, IND) ,  SAHOO Mitarani (C & MC Dep., Inst. of Minerals & Materials Technol., Bhubaneswar 751 013, Orissa, IND) ,  SINGHA Sudarshan (C & MC Dep., Inst. of Minerals & Materials Technol., Bhubaneswar 751 013, Orissa, IND)
資料名： Journal of Catalysis  (Journal of Catalysis)
巻： 276  号： 1  ページ： 161-169  発行年： 2010年11月19日 
JST資料番号： H0480A  ISSN： 0021-9517  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： イオン交換法によるZn-Al/LDHにおけるTi(IV)-Schiff塩基性配位化合物の固定化により新規な不均一系触媒の開発を行った。粉末X線回折,Fourier変換赤外分光分析,拡散反射紫外-可視分光法,N₂-吸着および熱的研究によりLDH構造内のTi配位化合物の優れた層間挿入が確認された。担持した触媒はシクロヘキセンのエポキシ化反応で優れた触媒活性を示した。本報はH₂O₂を酸化剤として用いて溶媒を利用しない条件のもとで環境的に優しい反応経路を報告したものである。95%ほどに高いシクロヘキセンの転化は70°Cの六時間で生じた。不均一系の触媒は触媒活性と選択性を大きく失うことなく容易に回収され多くの回数で再利用が可能でこれは実用的な適用に対して優れた新規代替物であった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 酸化剤 ,  過酸化水素 ,  *チタン錯体 ,  *Schiff塩基錯体 ,  亜鉛化合物 ,  アルミニウム化合物 ,  *水酸化物 ,  *層状化合物 ,  *触媒 ,  化学反応 ,  *エポキシ化 ,  イオン交換 ,  キャラクタリゼーション ,  X線回折 ,  FTIR分光法 ,  反射スペクトル ,  紫外可視吸収スペクトル ,  吸着平衡 ,  触媒活性 ,  *インターカレーション ,  反応機構 ,  選択性 ,  *シクロアルケン ,  触媒再生
準シソーラス用語： 拡散反射スペクトル ,  *層状複水酸化物 ,  *不均一系触媒 ,  粉末X線回折 ,  無溶媒反応

分類 (5件)： その他の触媒  (CB06123Z) ,  分子化合物  (CE02000C) ,  非遷移金属元素の錯体  (CE01030C) ,  酸化,還元  (CF02060T) ,  シクロヘキサン系  (CF04050W)

物質索引 (2件)： シクロヘキセン ,  シクロヘキセンオキシド

タイトルに関連する用語 (11件)： 酸化剤 ,  H2O2 ,  Ti ,  Schiff塩基 ,  配位化合物 ,  層間挿入 ,  LDH ,  シクロヘキセン ,  無溶媒 ,  エポキシ化 ,  手法