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J-GLOBAL ID:201002274457063330   整理番号:10A0725287

慢性的な低線量の電離放射線に曝露したマウスにおけるサイトカインプロファイルの変化

Alteration of cytokine profiles in mice exposed to chronic low-dose ionizing radiation
著者 (9件):
資料名:
巻: 397  号:ページ: 644-649  発行年: 2010年07月09日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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高線量の電離放射線は一般的に有害であり,生き物に損傷を与えるが,低線量の放射線照射は様々な動物モデルで有益であることが示されている。in vivoでの低線量放射線照射の効果の基礎を理解するため,我々はそれぞれ全線量が0.2および2Gyの大変低い(0.7mGy/h)および低い(3.95mGy/h)線量率で低線量の放射線照射に曝露したマウスにおいて引き起こされる細胞および免疫学的変化を調べた。大変低いまたは低い線量率で低線量放射線照射に曝露したマウスは正常な範囲の体重と全血球計算値を示した。同様に,末梢リンパ細胞集団,CD4+T,CD8+T,B,またはNK細胞の数と割合は放射線照射後,変わらないままであった。にも関わらず,これらのマウス由来の血清はIL-3,IL-4,レプチン,MCP-1,MCP-5,MIP-1α,トロンボポエチン,そしてVEGFのレベルの増加と共に,IL-12p70,IL-13,IL-17,そしてIFN-γの僅かな減少を示した。このサイトカイン放出のパターンは骨髄性分化と活性化を促進する自然免疫の刺激の一方,炎症促進性反応の抑制と未熟なT細胞の,1型ヘルパーT細胞ではなく2型ヘルパーT細胞への分化の促進を示唆する。併せて,我々のデータは,様々な実験モデルで観察されている機能上の利益と関連するかもしれない慢性的な低線量のγ線照射によるサイトカイン環境の僅かな変化を強調する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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動物に対する影響 

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