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J-GLOBAL ID：201002274483477371   整理番号：10A0869823

急速硬化Al-Cu-Mg合金の時効硬化の初期段階の溶質原子の拡散の特徴

Solute Diffusion Characteristics of a Rapid Hardening Al-Cu-Mg Alloy during the Early Stages of Age Hardening

著者 (4件)： MARCEAU R. K. W. (Univ. Sydney, NSW, AUS) ,  TSAFNAT N. (Univ. Sydney, NSW, AUS) ,  HALEY D. (Univ. Sydney, NSW, AUS) ,  RINGER S. P. (Univ. Sydney, NSW, AUS)
資料名： Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science  (Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science)
巻： 41  号： 8  ページ： 1887-1890  発行年： 2010年08月 
JST資料番号： E0265B  ISSN： 1073-5623  CODEN： MTTABN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Al-Cu-Mg合金の時効硬化は2段階で進行する。第一段階は急速に硬化が進行し,全硬化の40-70%が最初の60秒の間で進行する。一方,第二段階は緩やかで,数日を要する。この急速硬化現象はAl-1.1Cu-xMgat.%合金(x<0.5MG)で起るが,Al-Cu,Al-Mg合金では起らない。一方,微量Cuを添加したAl-Zn-Mg合金ならびに微量Ag添加Al-Cu-Mg合金では観察される。Al-1.1Cu-1.7Mgat.%合金の初期段階の熱伝達の特徴を,実験および有限要素モデルを利用して,検討した。試料としては実験室レベルのもので,ランダムウォークによる拡散の最大距離を溶質原子毎に計算した。平均転位ループ間隔に比べ拡散距離が短いため,転位ロッキング硬化メカニズムは可能性が小さく,クラスター硬化モデルがより適切であると考えられる。

シソーラス用語： *アルミニウム合金 ,  銅含有合金 ,  マグネシウム含有合金 ,  *溶質 ,  モル比 ,  *時効硬化 ,  初期 ,  *熱伝達 ,  *固体内拡散 ,  *計算機シミュレーション ,  酔歩 ,  拡散距離 ,  クラスタ形成 ,  転位ループ
準シソーラス用語： 有限要素モデル

分類 (1件)： 組織的硬化現象  (WB01020C)

タイトルに関連する用語 (8件)： 硬化 ,  Al ,  Cu ,  Mg合金 ,  時効硬化 ,  初期段階 ,  溶質原子 ,  拡散