文献

J-GLOBAL ID：201002274491588077   整理番号：10A0500881

広帯域周波数コム源としての自己位相同期2分割光パラメトリック発振器

Self-phase-locked divide-by-2 optical parametric oscillator as a broadband frequency comb source

著者 (3件)： WONG Samuel T. (E. L. Ginzton Lab., Stanford Univ., Stanford, California 94305, USA) ,  VODOPYANOV Konstantin L. (E. L. Ginzton Lab., Stanford Univ., Stanford, California 94305, USA) ,  BYER Robert L. (E. L. Ginzton Lab., Stanford Univ., Stanford, California 94305, USA)
資料名： Journal of the Optical Society of America. B. Optical Physics  (Journal of the Optical Society of America. B. Optical Physics)
巻： 27  号： 5  ページ： 876  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： C0977A  ISSN： 0740-3224  CODEN： JOBPDE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 理論と実験により,2分割分数調波発生器としての縮退した同調ポンプ光パラメトリック発振器(SPOPO)のスペクトル,時間,及びコヒーレント特性を調べた。周期的にポーリング処理を行ったニオブ酸リチウムを非線形利得媒質に,モード同期Ti:サファイアレーザからの180fsパルスをポンプに使った。縮退点での安定なSPOPO動作の領域を実現した。この領域では,活性な共振器長安定化が起こらなくても,SPOPO縦モードがポンプに位相同期する。位相同期はポンプと周波数2倍化光パラメトリック発振器出力の干渉を測定した結果により,また別の連続波レーザを使ったビート周波数測定の結果から確かめられた。このような位相同期状態の外部摂動に関する安定性領域は,ポンプパワーと共に増大し,閾値以上の一定数の時間で共振器Qと共に小さくなった。これは連立非線形波動方程式に基づく我々の模型と非常に良く一致した。縮退点(1550nm付近)では,SPOPOは210cm^-1のFWHMスペクトル線幅の70fs出力パルスを発生と。これはポンプレーザに関して著しいパルス圧縮とスペクトル広がりを表している。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 周波数 ,  *光パラメトリック発振器 ,  ニオブ酸リチウム ,  サファイアレーザ ,  レーザパルス ,  位相同期 ,  周波数逓倍 ,  パルス圧縮 ,  スペクトル線広がり ,  分数調波
準シソーラス用語： *周波数コム

分類 (1件)： 非線形光学  (BD05000T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 広帯域 ,  周波数コム ,  自己 ,  位相同期 ,  光パラメトリック発振器