文献
J-GLOBAL ID:201002274559645864   整理番号:10A0926365

15d-PGJ2による分裂阻害後のミトコンドリアリモデリングにはミトコンドリア融合蛋白質OPA1の分子変化が関わる

Mitochondrial remodeling following fission inhibition by 15d-PGJ2 involves molecular changes in mitochondrial fusion protein OPA1
著者 (7件):
資料名:
巻: 399  号:ページ: 548-554  発行年: 2010年09月03日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
我々は以前,15デオキシΔ12,14プロスタグランジンJ2 (15d-PGJ2)が,Drp1を不活性化し,ミトコンドリア融合を誘導することを示した。しかしながら,細胞と15d-PGJ2の持続したインキュベーションは,不規則なクリスタ構造を有する,大きな膨潤したミトコンドリアへ融合したミトコンドリアのリモデリングを生じた。15d-PGJ2によるミトコンドリアの最初の融合は,外(Mfn1とMfn2)と内(OPA1)ミトコンドリア膜融合蛋白質の両方の存在を必要としたが,遅いミトコンドリア変化には,Mfn1とMfn2の発現低下と共に,融合蛋白質OPA1の分解増加および新しく合成されたOPA1のユビキチン化が関わり,これは管の剛性の消失,クリスタの破壊および大きな膨潤し,変性した機能不全ミトコンドリアの形成に関わるようであった。15d-PGJ2によるDrp1の阻害と同様に,siRNAによる分裂蛋白質Drp1の発現低下は,融合蛋白質の消失も生じた。チオール抗酸化剤による15d-PGJ2が誘導するミトコンドリア伸長の抑制は,OPA1アイソ型の消失だけでなく,そのユビキチン化も抑制した。これら所見は,ミトコンドリア可塑性を調節する,分子イベントの今までに観察されていない複雑性に新しい見方を提供する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般 

前のページに戻る