抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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いままでに,CMOSイメージセンサの“Single-Slope型A/D”の量子化誤差をTDC:Time to Digital Converterで再計測する方法を提案してきた。本方式では,後段TDCの変換bit数nに対応して,2
n倍の高速化を実現できる。それに伴い,高速なランプ発生器を必要とする。今回,複数DACのインターリーブ動作及び出力加算による高速化を検討した。複数DACを用いても,量子化単位の規模増加は無く,全体構成においての回路規模は,信号線及び加算要素の増加で済む。m bitのDACunitを2
n-m個組み合わせたインターリーブ加算出力は,DACunit単体の前出力値を2
1とすると,-2
1≦ΔVbut≦2
m-1であるデルタ型DAC同様の機能性を実現できる。0.25umCMOSプロセスを用いて,電流制御型インターリーブ加算DACを設計した。200MHz動作をターゲットに10bitのDACunitを4個組み合わせたしたとき,800MHz相当の12bitのDAC出力を回路シミュレーションによって確認した。(著者抄録)