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J-GLOBAL ID:201002274568288217   整理番号:10A0192650

YY1 REPOドメインによるPcGの局在はYaf2を介する

PcG Recruitment by the YY1 REPO Domain Can Be Mediated by Yaf2
著者 (3件):
資料名:
巻: 109  号:ページ: 478-486  発行年: 2010年02月15日 
JST資料番号: D0326B  ISSN: 0730-2312  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ポリコームグループ(PcG)転写レプレッサー複合体はステージ特異的な発生遺伝子発現,幹細胞維持および大規模な染色体ダイナミクスに重要である。1つのPcG遺伝子の機能的欠乏によりPcGの機能が大きく損なわれ,その結果発生の欠陥,はいの致死性,あるいは多くの悪性に至る。ほぼすべての脊椎動物のPcG蛋白質は本来DNA結合能を欠いており,これらがポリコーム応答要素(PRE)配列を標的とするしくみははっきりしていない。転写因子YY1は特異的DNA結合能を有するPcG蛋白質の一つであるショウジョウバエPcG蛋白質,Pleiohomeotic(PHO),の機能的オルソログであり,YY1はPcG蛋白質を特定のDNA配列に局在させることができる。小さな25アミノ酸のYY1ドメイン(REPOドメイン)はPcG蛋白質をDNAに局在させ転写を抑制するのに必要かつ十分である。今回,YY1 REPOドメインはPcG蛋白質Yaf2と相互作用しYaf2をDNAに局在させることを明らかにした。YY1 PEROドメインが欠失すると相互作用は失われた。さらに,Yaf2は異種性DNA結合ドメインに連結するとPcG蛋白質をDNAに局在させて転写を抑制することを示した。Yaf2のショウジョウバエホモログ(dRYBP)を変異すると,PcGのDNAへの局在は減少した。これらの結果より,Yaf2はYY1と他のPcG複合蛋白質との分子的かけ橋として作用することを示唆した。
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