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J-GLOBAL ID：201002274582353323   整理番号：10A0504136

単層カーボンナノチューブの還元脱官能化

Reductive Retrofunctionalization of Single-Walled Carbon Nanotubes

著者 (6件)： SYRGIANNIS Zois (Univ. Erlangen-Nuernberg, Erlangen, DEU) ,  GEBHARDT Benjamin (Univ. Erlangen-Nuernberg, Erlangen, DEU) ,  DOTZER Christoph (Univ. Erlangen-Nuernberg, Erlangen, DEU) ,  HAUKE Frank (Univ. Erlangen-Nuernberg, Erlangen, DEU) ,  GRAUPNER Ralf (Univ. Erlangen-Nuernberg, Erlangen, DEU) ,  HIRSCH Andreas (Univ. Erlangen-Nuernberg, Erlangen, DEU)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 49  号： 19  ページ： 3322-3325  発行年： 2010年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フラーレンや単層カーボンナノチューブ(SWCNT)の化学的官能化は炭素同素体の合成において必須技術である。SWCNT側壁への可逆的付加反応がフラーレンと同様に可能であることを明らかにした。フラーレンC₆₀と同様に,SWCNT上に過剰な負電荷が存在する場合にはSWCNT側壁への求核付加反応は可逆的である。SWCNT誘導体の脱官能化は単純な緩やかな還元により達成できる。LiR(R=アルキル基)によるSWCNTのアルキル化,官能基R及びR′の変換反応やSWCNTの帯電中間物質から連続反応の例を示した。カーボンナノチューブの脱官能化はフラーレンで生ずる脱Bingel反応と類似の反応である。

シソーラス用語： *官能化 ,  *単層カーボンナノチューブ ,  フラーレンC60 ,  側壁 ,  *付加反応 ,  可逆反応 ,  求核反応 ,  誘導体化 ,  電荷 ,  アルキル基 ,  アルキル化
準シソーラス用語： Bingel反応 ,  還元反応

分類 (2件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  高分子と低分子との反応  (CG03020L)

タイトルに関連する用語 (3件)： 単層カーボンナノチューブ ,  還元 ,  官能化