文献
J-GLOBAL ID:201002274643582894   整理番号:10A0379042

炭素エーロゲルナノスカホールド中のLiBH4: 原子運動のNMR研究

LiBH4 in Carbon Aerogel Nanoscaffolds: An NMR Study of Atomic Motions
著者 (9件):
資料名:
巻: 114  号:ページ: 4008-4014  発行年: 2010年03月11日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
水素および7Li NMRを用い,炭素エーロゲルナノスカホールド細孔中のLiBH4を調べた。水素NMRスペクトルは一般的に運動狭まり成分と幅広成分の重ね合わせである。狭まり分画は移動性拡散水素の分画であり,室温で既に存在し,温度の上昇とともに拡幅する。このことは環境の連続的分布を示し,この挙動はボールミル処理水素化物におけるものに類似する。狭まり分画は細孔サイズ13nmのエーロゲルの方で同25nmに比較して大型であり,またバルクLiBH4の方で同一温度窓における幅広成分は狭い。これらの観察結果から,狭まり分画は粒界に関係し,また幅広分画は欠陥の少ない領域に由来することがわかった。ホールバーニングを実施することにより,幅広共鳴線と幅狭共鳴線の間で磁化交換が生起し,各成分について水素原子は空間的に密接していることを確認した。また,エーロゲル中のLiBH4について7Liスペクトル線形状に固体-固体転移が確認された。遷移は比較的シャープであり,しかし遷移温度はバルクより10~15°C低い。隣接細孔中の微結晶は類似の配向を有し,しかし回折に対し非整合的である。LiBH4-エーロゲル中の多くのリチウムカチオンは固体-固体遷移温度下で移動することができる。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
固-液界面  ,  塩  ,  その他の無機化合物のNMR 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る