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J-GLOBAL ID:201002274682214622   整理番号:10A0680285

栄養性非アルコール性脂肪性肝炎におけるメチオニンとコリンの特異的な寄与 ミトコンドリアのS-アデノシル-L-メチオニンとグルタチオンに対する影響

Specific Contribution of Methionine and Choline in Nutritional Nonalcoholic Steatohepatitis IMPACT ON MITOCHONDRIAL S-ADENOSYL-L-METHIONINE AND GLUTATHIONE
著者 (11件):
資料名:
巻: 285  号: 24  ページ: 18528-18536  発行年: 2010年06月11日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)のモデルをメチオニンとコリンの欠乏(MCD)食の投与で作成でき,ミトコンドリアのS-アデノシル-L-メチオニン(SAM)とグルタチオン(GSH)が病態を修飾するので,その効果を詳細に検討することにした。マウスでメチオニン欠乏(MD)はMCDと同様の症状(体重減少,肝細胞傷害,酸化ストレス,炎症,線維症)を引き起こしたが,コリン欠乏(CD)は脂肪症を起こした。これらのことに先行して,MCDやMDはミトコンドリアでホスファチジルコリン/ホスファチジルエタノールアミン比を低下させることによりSAMとGSHの欠乏を起こした。CDでなくMCDやMDは酸性スフィンゴミエリナーゼによるセラミド生成を促進した。これらのマウスに透過性のGSHエチルエステルやSAMを投与するとミトコンドリアのGSHが回復し,肝細胞傷害を軽減した。したがって,NASHのMCDモデルのミトコンドリアでメチオニン欠乏により初期にSAMとGSHが減少し,GSHのプロドラッグがNASHを治療することがわかった。
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分類 (2件):
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  脂質代謝作用薬の基礎研究 
物質索引 (5件):
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