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J-GLOBAL ID：201002274714690634   整理番号：10A0510598

ナノ結晶FeMo焼結コンポーネントにおける転位構造

Dislocation Configurations in Nanocrystalline FeMo Sintered Components

著者 (4件)： SCARDI Paolo (Univ. Trento, Trento, ITA) ,  D’INCAU Mirco (Univ. Trento, Trento, ITA) ,  LEONI Matteo (Univ. Trento, Trento, ITA) ,  FAIS Alessandro (Turin Polytechnic, Torino, ITA)
資料名： Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science  (Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science)
巻： 41  号： 5  ページ： 1196-1201  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： E0265B  ISSN： 1073-5623  CODEN： MTTABN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 金属焼結技術においては,ナノ結晶の特異な特性を小型部品に如何に持ち込むかという事が課題となっている。微細結晶粒および高欠陥密度をできるだけ維持しながら,最大密度の焼結コンポーネントを達成できる方法は現状の技術では不可能である。本研究では,ナノ結晶のボールミルした市販のFe-1.5wt.%Mo粉末のネットシエープ圧密を放電プラズマ焼結(SPS)およびコンデンサー放電焼結(CDS)を用いて実施した。ミクロ組織をX線回折-全粉末回折パターンモデリング(XRD-WPPM)によって解析した。CDSは焼結条件が急速であるため,微細粒組織およびより均一なミクロ組織が保持され,ナノ結晶粒中の転位分布は均一であった。一方,SPSでは転位の集積が起り,かなりの粒成長が生じていた。特に高温でその傾向が顕著であった。

シソーラス用語： *ナノ結晶 ,  *鉄合金 ,  モリブデン含有合金 ,  *放電焼結 ,  コンデンサ ,  *転位【結晶】 ,  near net shape法 ,  *圧密 ,  *金属組織 ,  粉体 ,  モデリング ,  X線回折 ,  結晶粒粗大化 ,  *放電プラズマ焼結
準シソーラス用語： WPPM ,  回折パターン ,  全粉末回折パターンモデリング

分類 (3件)： 圧粉,焼結  (WC02030X) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  金属の格子欠陥  (BK12030F)

タイトルに関連する用語 (4件)： ナノ結晶 ,  焼結 ,  コンポーネント ,  転位構造