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J-GLOBAL ID：201002274719267101   整理番号：10A1016143

マイクロ熱量測定法に基づいた汚染土壌の環境毒性試験

Environmental Toxicity Testing of Contaminated Soil Based on Microcalorimetry

著者 (4件)： GRUIZ K. (Budapest Univ. Technol. and Economics, Budapest, HUN) ,  FEIGL V. (Budapest Univ. Technol. and Economics, Budapest, HUN) ,  HAJDU Cs. (Budapest Univ. Technol. and Economics, Budapest, HUN) ,  TOLNER M. (Budapest Univ. Technol. and Economics, Budapest, HUN)
資料名： Environmental Toxicology  (Environmental Toxicology)
巻： 25  号： 5  ページ： 479-486  発行年： 2010年10月 
JST資料番号： E0287C  ISSN： 1520-4081  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 毒性試験に熱活性モニター(TAM)によるマイクロ熱量測定法を最初に適用して,よく知られている細菌(Azomonas agilis),動物(Folsomia candida)及び植物(Sinapis alba)を試験生物として,金属(Cu及びZn)ならびに有機汚染物質(ディーゼル油,2,2-ジブロモ-3-ニトリル-プロピオンアミド及びペンタクロロフェノール)に汚染された無菌処置土壌に接触させたときの熱産生を測定した。熱産生の定量的測定の他に,電気エネルギー-時間曲線の形(曲線の勾配,高さ及び最大値を示す時間)から毒作用機構を特徴づけることができた。ある濃度範囲において,土壌の汚染物質濃度が高いほど電気エネルギー-時間曲線の最高値が低かった。低汚染物質濃度でA.agilisならびにZn20及び200mg/kg土壌の場合には熱産生の増加を認めた。マイクロ熱量測定法は,従来の試験法よりもすべての場合において鋭敏であったことから,環境毒性学における新しい,鋭敏な選択手段を提供する。

シソーラス用語： *土壌汚染 ,  *毒性試験 ,  *微量熱量計 ,  Azotobacteraceae ,  土壌細菌 ,  トビムシ類 ,  シロガラシ ,  *実験用生物 ,  銅 ,  亜鉛 ,  ディーゼル燃料 ,  産熱 ,  エネルギー ,  フェノール類 ,  芳香族塩素化合物
準シソーラス用語： Azomonas agilis ,  Azomonas ,  Folsomia candida ,  Sinapis alba ,  ディーゼル油 ,  2,2-ジブロモ-3-ニトリル-プロピオンアミド ,  熱産生 ,  電気エネルギー

分類 (4件)： 土壌汚染  (FB04100T) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  外生物質の生物影響一般  (EE05010K)

物質索引 (2件)： ペンタクロロフェノール ,  2,2-ジブロモ-3-ニトロプロパンアミド

タイトルに関連する用語 (4件)： 熱量測定法 ,  汚染土壌 ,  環境毒性 ,  試験