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J-GLOBAL ID：201002274754928846   整理番号：10A0560036

文化財と映像技術 5.デジタルミュージアムプロジェクト

著者 (1件)： 廣瀬通孝 (東大 大学院情報理工学系研究科)
資料名： 映像情報メディア学会誌  (映像情報メディア)
巻： 64  号： 6  ページ： 783-788  発行年： 2010年06月01日 
JST資料番号： F0330A  ISSN： 1342-6907  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 展示物であるモノと故事来歴や周囲の状況を重畳するコトの同時展示を実現し来館者の体験を通じて情報収集も行うデジタルミュージアムのシステムについて紹介した。展示物を収納する展示ケースをデジタル化したデジタルショーケースは裸眼立体ディスプレイと疑似触覚ディスプレイを組み合わせて実現した。デジタルジオラマはコイン式望遠鏡で展示物を見ると展示物の映像が現れるもので鉄道博物館で試験中である。屋外ギャラリーは遺跡の跡地にHMDを通じて当時の建築物を重畳表示するものである。来館者の視点によるカメラ撮影やライフログ技術による個人的体験の集積をフィードバックするミクロ的視点が重要と述べ,文化芸術と技術の関係の見直しが社会の発展につながると述べた。

シソーラス用語： *文化 ,  *バーチャルリアリティ ,  *美術館 ,  *ディジタル画像 ,  複合現実感 ,  博物館 ,  資料 ,  記録 ,  拡張現実感
準シソーラス用語： 文化財 ,  ディジタルミュージアム ,  展示 ,  ライフログ

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (1件)：

• 廣瀬通孝. デジタルと博物館. 科学. 2010, 80, 2, 138-142

タイトルに関連する用語 (4件)： 文化財 ,  映像技術 ,  デジタルミュージアム ,  プロジェクト