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J-GLOBAL ID:201002274794185340   整理番号:10A0669796

哺乳類細胞細胞質での可溶性イントラボディ発現の物理化学的決定因子

Physico-chemical determinants of soluble intrabody expression in mammalian cell cytoplasm
著者 (6件):
資料名:
巻: 23  号: 5/6  ページ: 489-498  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: T0854A  ISSN: 1741-0126  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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抗体の構造と機能の相互依存関係の帰結として,細胞内でのイントラボディの安定性と効力との間に良好な相関が存在する。従って,イントラボディの安定性を最大にし,溶解性を改善することは基礎および前臨床研究に応用するのに重要である。分子進化,アミノ酸のランダム置換および特異的置換あるいは蛋白質融合によるイントラボディの安定性と溶解性の改変が成功した一方,あるイントラボディがどうして他より安定であるのかという分子的根拠の解明が放置されてきた。この研究では,細胞内溶解性を向上させる物理化学的決定因子を見つけるため,哺乳類細胞の細胞質での関連ヒト単鎖可変部(scFv)とラクダVHHのイントラボディの可溶性発現を解析した。その結果,可溶性発現はCDR量,全体的電荷およびイントラボディ配列の親水性に大きく影響された。これら物理化学的パラメーターは細胞内凝集に影響する,短く,電荷を帯びたペプチドをイントラボディに導入することで容易に修正でき,このようにして,文献で報告されている電荷を帯びた蛋白質がどのようにイントラボディの溶解性を改善するのかという可能性のある機構を提供した。簡単な配列解析と非侵襲的静電操作が抗体ライブラリー由来の溶解性が向上したイントラボディの予測と操作の助けとなると結論付けた。
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分類 (2件):
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遺伝子操作  ,  抗原・抗体・補体の生化学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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