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J-GLOBAL ID：201002274818533980   整理番号：10A0795720

酵母細胞壁製剤を投与したラットにおけるアフラトキシンB1及びオクラトキシンA薬物動態の変化

Modification of aflatoxin B₁ and ochratoxin A toxicokinetics in rats administered a yeast cell wall preparation

著者 (8件)： FIRMIN S. (INRA, Saint Genes-Champanelle, FRA) ,  FIRMIN S. (Alltech-France, Levallois-Perret, FRA) ,  GANDIA P. (Univ. Paul Sabatier Toulouse 3, Toulouse, FRA) ,  MORGAVI D. P. (INRA, Saint Genes-Champanelle, FRA) ,  HOUIN G. (Univ. Paul Sabatier Toulouse 3, Toulouse, FRA) ,  JOUANY J. P. (INRA, Saint Genes-Champanelle, FRA) ,  BERTIN G. (Alltech-France, Levallois-Perret, FRA) ,  BOUDRA H. (INRA, Saint Genes-Champanelle, FRA)
資料名： Food Additives & Contaminants. Part A: Chemistry, Analysis, Control, Exposure & Risk Assessment  (Food Additives & Contaminants. Part A: Chemistry, Analysis, Control, Exposure & Risk Assessment)
巻： 27  号： 8  ページ： 1153-1160  発行年： 2010年08月 
JST資料番号： H0989B  ISSN： 1944-0049  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ラットのマイコトキシン薬物動態に及ぼす酵母細胞壁製剤の影響を検討した。マイコトキシンはトリチウム標識したアフラトキシンB₁及びオクラトキシンAを用いた。マイコトキシンを単独で,または酵母細胞壁製剤と共に胃に挿管投与し,糞,尿および血漿の放射能をモニターした。アフラトキシンB1と酵母細胞壁製剤の同時投与は,アフラトキシンB1吸収を減少させ,対照に比較して糞便の放射能が55%増加した。オクラトキシンAの場合,酵母細胞壁製剤の同時投与による糞便の放射能増加は16%にとどまった。生体内でのこれらの現象は,in vitroでのマイコトキシンの結合能(アフラトキシンB1>オクラトキシンA)と一致していた。本報の結果は,食事からの特定のマイコトキシンの低水準の曝露に対して,酵母細胞壁製剤が保護する可能性を示唆する。

シソーラス用語： *マイコトキシン ,  薬物動力学 ,  *酵母製品 ,  細胞壁 ,  生体吸収 ,  ラット ,  動物実験 ,  胃内投与 ,  *食餌効果 ,  ラクトン ,  アフラトキシン ,  フェノールエーテル ,  エノン ,  芳香族縮合化合物 ,  アミノ酸 ,  芳香族カルボン酸 ,  フェノール類 ,  芳香族塩素化合物 ,  カルボアミド
準シソーラス用語： Sprague-Dawleyラット

分類 (3件)： 外来物質の代謝と生体内変換  (EJ02037P) ,  微生物の生化学  (EG03020N) ,  微生物起原の毒性  (GZ03030F)

物質索引 (2件)： アフラトキシンB₁ ,  オクラトキシンA

タイトルに関連する用語 (8件)： 酵母 ,  細胞壁 ,  製剤 ,  投与 ,  ラット ,  アフラトキシンB1 ,  オクラトキシンA ,  薬物動態