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J-GLOBAL ID：201002274824876571   整理番号：10A0225014

都市河川における糞便指標細菌の生態学的コントロール

Ecological Control of Fecal Indicator Bacteria in an Urban Stream

著者 (3件)： SURBECK Cristiane Q. (Univ. California, Irvine) ,  JIANG Sunny C. (Univ. California, Irvine) ,  GRANT Stanley B. (Univ. California, Irvine)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 44  号： 2  ページ： 631-637  発行年： 2010年01月15日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カリフォルニア南部のコンクリートライニング都市河川での糞便指標細菌(FIB)の汚染源を調べた。河川には主に殺菌された廃水処理水が流入し,周囲の都市域からの流入水と混合していた。雨水等の流入水がFIB負荷のほぼ100%に寄与し,処理廃水が溶存有機炭素(DOC),リン,硝酸塩とアンモニウム塩等の栄養塩類の負荷に寄与していた。FIB濃度は流入水のDOC濃度と正に相関し,ミクロコスム研究から流入水での大腸菌と腸球菌の生存率がDOCとリンの濃度へ強く依存することを示した。一定の閾値濃度以下ではFIBが指数関数的に死減し,閾値以上ではFIBが指数関数的に増殖あるいは細菌濃度が平均値前後に変動した。この周期的パターンはLotka-Volterra捕食者-被食物振動モデルで表され,捕食性原生動物がDOC濃度の高い流入水でのFIB濃度をコントロールすることを示した。

シソーラス用語： *都市河川 ,  *糞便 ,  *生物指標 ,  カリフォルニア州 ,  汚染源 ,  廃水処理水 ,  雨水 ,  都市域 ,  負荷 ,  リン ,  硝酸塩 ,  栄養塩類 ,  大腸菌 ,  Enterococcus ,  生存率 ,  濃度依存性 ,  *微生物汚染 ,  閾値 ,  河川汚濁 ,  変化
準シソーラス用語： アンモニウム塩 ,  濃度変化

分類 (2件)： 河川汚濁  (SB02020F) ,  微生物生理一般  (EG03051L)

タイトルに関連する用語 (5件)： 都市河川 ,  糞便 ,  指標細菌 ,  生態 ,  コントロール