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J-GLOBAL ID：201002274835368012   整理番号：10A0253861

構造プロテオミクスにおけるNMR

NMR in structural proteomics and beyond

著者 (4件)： BANCI Lucia (Magnetic Resonance Center (CERM) and Dep. of Chemistry, Univ. of Florence, Via L. Sacconi 3, 50019 Sesto Fiorentino, ITA) ,  BERTINI Ivano (Magnetic Resonance Center (CERM) and Dep. of Chemistry, Univ. of Florence, Via L. Sacconi 3, 50019 Sesto Fiorentino, ITA) ,  LUCHINAT Claudio (Magnetic Resonance Center (CERM) and Dep. of Chemistry, Univ. of Florence, Via L. Sacconi 3, 50019 Sesto Fiorentino, ITA) ,  MORI Mirko (Magnetic Resonance Center (CERM) and Dep. of Chemistry, Univ. of Florence, Via L. Sacconi 3, 50019 Sesto Fiorentino, ITA)
資料名： Progress in Nuclear Magnetic Resonance Spectroscopy  (Progress in Nuclear Magnetic Resonance Spectroscopy)
巻： 56  号： 3  ページ： 247-266  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： H0447B  ISSN： 0079-6565  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： タンパク質およびタンパク質複合体の構造決定および後者の熱力学と速度論決定におけるNMRの決定的役割について概説した。NMRによる構造決定においては常にダイナミックスに関する情報が含まれており,ナノ秒からミリ秒域における時間スケールでの各アミノ酸のモビリティを特徴付けることができる。現状のMNRの限界は系のサイズが溶液中で1MDaに制限されることである。系のサイズを拡大するために,高Tc超伝導体による高磁場磁石の開発やプローブ技術の改良が期待されている。本概説では,¹³C直接検出NMR,細胞NMR,および固体NMR(MAS-NMRによるタンパク質構造の解析,双極子線形と擬コンタクトシフト,溶液NMRと固体NMRの相補的利用)などの項目についても現状をレビューした。さらに機械的システムバイオロジーに対するNMR応用の展望について述べた。

シソーラス用語： *プロテオミクス ,  *NMR【磁気共鳴】 ,  *タンパク質複合体 ,  動力学 ,  溶液 ,  超伝導磁石 ,  炭素13NMR ,  細胞 ,  MASNMR
準シソーラス用語： *構造プロテオミクス

分類 (1件)： NMR一般  (BM07041R)

タイトルに関連する用語 (2件)： 構造プロテオミクス ,  NMR