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J-GLOBAL ID：201002274894418660   整理番号：10A0951193

乳濁液の超臨界流体抽出を用いた生体適合性マグネタイト-PLGA複合ナノ粒子の調製

Preparation of biocompatible magnetite-PLGA composite nanoparticles using supercritical fluid extraction of emulsions

著者 (4件)： FURLAN Marco (ETH Zurich, Inst. for Chemical- and Bioengineering, Wolfgang-Pauli-Strasse 10, 8093 Zurich, CHE) ,  KLUGE Johannes (ETH Zurich, Inst. of Process Engineering, Sonneggstrasse 3, 8092 Zurich, CHE) ,  MAZZOTTI Marco (ETH Zurich, Inst. of Process Engineering, Sonneggstrasse 3, 8092 Zurich, CHE) ,  LATTUADA Marco (ETH Zurich, Inst. for Chemical- and Bioengineering, Wolfgang-Pauli-Strasse 10, 8093 Zurich, CHE)
資料名： Journal of Supercritical Fluids  (Journal of Supercritical Fluids)
巻： 54  号： 3  ページ： 348-356  発行年： 2010年09月 
JST資料番号： W1591A  ISSN： 0896-8446  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリ乳酸-グリコール酸(PLGA)マトリックス中に分散したマグネタイトナノ結晶から作製した生体適合性磁性ナノ複合材料粒子の乳濁液の超臨界流体抽出による生産のための新しい戦略を報告する。リシノール酸安定化磁性ナノ結晶をアルカリ性環境下で二つの鉄塩の共沈によって調製して,その後でジクロロメタン中のPLGA溶液に分散させた。生成した油相をポリビニルアルコール(PVA)の水溶液に分散して,動力学的に安定なO/Wミニエマルションを得た。超臨界CO₂によるジクロロメタンの連続抽出によって,水中のマグネタイト-PLGA複合材料ナノ粒子の安定な懸濁液を直接生成した。最終的な粒径分布やモルホロジーに影響するパラメータとして一次的な乳化剤量やマグネタイト含有量の影響を検討して,プロセスを最適化した。光散乱や電子顕微鏡による生成物の分析によって,狭い粒径分布はより多量の乳化剤とより少量のマグネタイトによって得られた。粒子のモルホロジーは半球の粒子にマグネタイトが集積したJanus型である傾向がある。提案した手法は生物医学用途用の多量の高品質なマグネタイト-PLGA複合材料ナノ粒子を調製するのに適している。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ポリ乳酸-グリコール酸 ,  *磁鉄鉱 ,  *ナノ複合材料 ,  *ナノ粒子 ,  *超臨界流体抽出 ,  二酸化炭素 ,  *生体適合性高分子 ,  磁性体 ,  ナノ結晶 ,  鉄化合物 ,  共沈 ,  ポリビニルアルコール ,  マイクロエマルション ,  分散【dispersion】 ,  粒度分布 ,  *医用素材 ,  脂肪族アルコール ,  不飽和脂肪酸 ,  オレフィン化合物 ,  不飽和アルコール
準シソーラス用語： O/Wエマルション

分類 (3件)： その他の高分子の反応  (CG03040H) ,  高分子溶液の物理的性質  (CG02013S) ,  医用素材  (GA05040H)

物質索引 (1件)： リシノール酸

タイトルに関連する用語 (7件)： 乳濁液 ,  超臨界流体抽出 ,  生体適合性 ,  マグネタイト ,  PLGA ,  複合ナノ粒子 ,  調製