抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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「地方の佳さ」を活かす地域づくりとインフラ整備について論じた。「ニ地域居住」は,地方地域に「地方の佳さ」が求められているからである。生活の質を地域福祉,文化の育成,新たな産業の振興の3つの側面から考える実用的なQOL指標を用意するのが望ましい。「交流」の成果に偏したたたき台を考えた。「地方の佳さ」の効果は,総合指標を作成し多元的な評価・判断手法を早急に編み出す必要がある。地方の地域が大都市と並び立つには,次元の異なる価値観で勝負し,インフラのシステム設計でも工夫を凝らす必要がある。「こうのとり但馬空港」を例に引くと,伊丹・但馬間にはサービス向上と需要喚起の相乗効果が期待できる。伊丹空港が果たす機能をインターフェイス機能と呼ぶと,インフラ整備におけるIF機構を挿めば大都市部の効率指向と「地方の佳さ」の維持・増進が達成できる。