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J-GLOBAL ID:201002274916960340   整理番号:10A0830848

ヒトIgG Fcフラグメントに融合したHIV-1 gp41プレヘアピン融合中間体の組み換え模倣剤はワクチン接種マウスで中和抗体反応を誘導する

A recombinant mimetics of the HIV-1 gp41 prehairpin fusion intermediate fused with human IgG Fc fragment elicits neutralizing antibody response in the vaccinated mice
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巻: 398  号:ページ: 506-512  発行年: 2010年07月30日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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3個のN末端7反復(NHR)よりなる,HIV-1 gp41プレヘアピン融合中間体(PFI)は,ウイルス融合とエントリーで重要な役割をし,抗HIV治療(例えば,エンフビルチド)およびワクチンに対する魅力的な標的になる。この研究では,N46FdおよびN46FdFcと名付けた,2種類の組み換えgp41 PFI模倣剤を作製し,発現した。N46Fdは,gp41 NHRのN46(残基536~581)および三量体化モチーフ,ホルドン(Fd)よりなった。N46FdFcは,免疫エンハンサーとしてヒトIgG Fcフラグメントに融合したN46Fdよりなった。マウスを,それぞれN46ペプチド,N46FdおよびN46FdFcで免疫し,N46FdFcのみが,HIV-1株IIIB (クレードB, X4), 92US657 (クレードB, R5)および94UG103 (クレードA, X4R5)による感染に対し中和抗体反応を誘導することを見出した。抗N46FdFc抗体は,PFIへのPIE7結合を阻害し,gp41の6ヘリックス束形成をブロックし,HIV-1が仲介する細胞-細胞融合を抑制した。これら所見は,組み換えPFI模倣剤に基づく,ワクチン開発のため重要なヒントを提供する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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抗原・抗体・補体の生化学 

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