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J-GLOBAL ID:201002274938212614   整理番号:10A0676372

フタル酸ジ(2-エチルヘキシル)及びフタル酸ジ-n-ブチルの発生源からハウスダストへの物質移動のチャンバー研究

Chamber studies on mass-transfer of di(2-ethylhexyl)phthalate (DEHP) and di-n-butylphthalate (DnBP) from emission sources into house dust
著者 (3件):
資料名:
巻: 44  号: 24  ページ: 2840-2845  発行年: 2010年08月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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多くのフタル酸エステル,とりわけフタル酸ジ(2-エチルヘキシル)(DEHP)については,文献にはハウスダスト中に驚くほど高濃度に見出されると報告されている。このため,プラスチック製の室内物質からのDEHP及びフタル酸ジ-n-ブチル(DnBP)の種々の有機物含有量のハウスダスト試料へのアップテークを実験的に決定した。実験はより揮発性の大きいフタル酸エステル(DnBP)が平衡条件に達するに充分な時間(45日)以内で行った。DnBPは実際の部屋における測定よりもかなり大きい濃度に達し,したがってまたダスト濃度も高かった。これに対して,気相を通したダスト中のDEHPの物質移動は顕著に小さかった。しかしながら,小さいチャンバーによる実験から,発生源と除去源が直接に接触している場合にはDEHPの物質移動は大きくなった。この点については,可塑剤の入ったPVCポリマーをハウスダストに直接接触させた場合とさせない場合についての実験によって決定した。ダスト中への物質移動については材料中の初期濃度の依存性によって観測した。しかしながら,これらの結果から,キャピラリー力によるアップテークと材料の境界層への接触,という2つの機構を区別することは出来ない。この結果から,室内ダスト中のDEHPの大きな濃度は発生源と除去源の直接接触,発生源からの磨耗,及び空気中の粒子による輸送によるものであることが示された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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大気汚染一般  ,  粒状物調査測定  ,  建築物の維持・管理 

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